2015-12-10_15h39_46
頭皮のかゆみを抑える薬を探し求めてドラッグストアに足を運ぶと目につくのが、ムヒHDとメディクイックHゴールド。この2つの薬は、同じようなパッケージで、どちらも「頭皮のかゆみに!」と書かれています。

ちなみに、メディクイックHゴールドではなく、メディクイックH(ゴールドがつかないもの)という薬も売られていますが、これはメディクイックHゴールドの前に発売された古いバージョンです。ゴールドじゃない方よりもゴールドの方が、より成分が充実して、塗りやすく進化しています。

さて、本題に入ります。ムヒHDとメディクイックHゴールドの違いについてです。見た目も売り文句もそっくりなこの2つの薬は一体どう違うのか、比較してみました。

成分の違い

ムヒHDとメディクイックHゴールドの違いを一覧表にまとめました。

ムヒHD メディクイックHゴールド
発売年 2012年 2014年
形状 ローションタイプ ローションタイプ
内容量 30ml 20ml
有効成分 ・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)1.5mg
ジフェンヒドラミン塩酸塩10mg
パンテノール(プロビタミンB5)10mg
・アラントイン2mg
・イソプロピルメチルフェノール1mg
・l-メントール35mg
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)1.5mg
グリチルレチン酸10mg
クロタミトン50mg
・アラントイン2mg
・イソプロピルメチルフェノール1.5mg
・l-メントール35mg

※成分の異なる部分は赤字で示しています。ムヒHDの成分は100g中の死か含有量しか公開されていませんが、1g=1mlとして1mlあたりの含有量を計算しました。

こうして見てみると、ムヒHDとメディクイックHゴールドの成分はとてもよく似ています。

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)というのは、ステロイド成分(アンテドラッグステロイド)です。どちらも同じぐらいの量が入っています。この記事【メディクイックHゴールドとはどんな薬なのか】でも触れたように、これは市販医薬品として売ることができる最大の強さ・量のステロイドです。

ステロイドを使いたくない人へ。頭皮のかゆみを抑える頭皮専用美容液

皮膚を修復する働きのあるアラントイン、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、スーッとした清涼感をもたらすl-メントールが入っているのは、どちらも同じです。

違うのは炎症を抑える成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、グリチルレチン酸)です。

ムヒHDにのみ配合されている成分

ジフェンヒドラミン塩酸塩は、かゆみの元となるヒスタミンの作用を抑える働きのあり、かゆみ止めの塗り薬や風邪薬・鼻炎薬によく入っているメジャーな成分です。

パンテノール(プロビタミンB5)は、皮膚の修復を促進し、保湿効果もあるビタミンです。あかぎれ治療薬のヒビケアや、一般の化粧品、シャンプー、育毛剤にも入っていることがあります。

メディクイックHゴールドにのみ配合されている成分

グリチルレチン酸(甘草)はステロイドホルモンと同じような構造を持ち、ステロイド剤のように働く抗炎症成分で、一般化粧品にも入っているものがあります。

クロタミトンはかゆみを抑える成分です。メジャーな市販薬の中では、レスタミンコーワクリームやオイラックスクリームにも配合されています。

成分の違いから言えること

ハッキリ言って、どちらも成分的には大差ないです。入っているステロイド成分も同じですし、その他も抗炎症、かゆみ止め、殺菌成分など同じ働きをする成分がどちらにも入っていますので。

ただ、しいて言うならば・・・・。

頭皮が荒れている・傷ついている人は、皮膚修復成分パンテノールが入ったムヒHDの方がより適しているでしょう。

頭皮に傷はないけれどもかゆみだけが強くて気になると言う人は、かゆみ止め成分クロタミトンが入ったメディクイックHゴールドがおすすめです。

コスパがいいのはどちらか

ムヒHDとメディクイックHゴールド、価格はお店によって違いますが、どちらもほぼ同じ1000円前後で売られています。ムヒHDは30ml入りなのに対し、メディクイックHゴールドは20ml入りなので、どちらかと言えばムヒHDの方がコスパはいいですね