頭皮のかゆみによいと口コミでも人気の頭皮専用美容液「すこやか地肌」。

すこやか地肌は、一体どのような成分で構成されていて、どうして肌にやさしい&かゆみによいと言われているのでしょうか。その成分を1つ1つ分析し、解説してみたいと思います。

すこやか地肌の成分表示

まず、すこやか地肌が入っている箱に書かれている表示を見てみましょう。
すこやか地肌成分

「全成分表示」と書かれていますね。

2001年に薬事法が改正されてからは、化粧水やシャンプーを含むすべての化粧品について、全成分を表示しなければならないルールになりました(それ以前は、アレルギーなどを起こす可能性がある指定成分のみを表示すればよいという決まりでした)。そのため、すこやか地肌に入っているのは、この成分表示どおりのものと考えてよいでしょう。

ちなみに、全成分表示には配合量が多い順に記載する決まりになっています。最初に書かれている成分ほど量が多くが入っていることになります。

それでは一つ一つの成分を見てみましょう。

すこやか地肌の成分を一つ一つ解説


化粧品に最もよく使われる、ベースとなる成分です。水は、さまざまな成分を溶かしたり、溶かした成分の効果を引き出すために必要なものです。決して、成分をケチるために水で薄めているわけではありません。


BG
1,3-ブチレングリコールのことで、保湿・保水剤として多くの化粧品に含まれています。皮膚への刺激が弱く、肌が弱い人向けのベース成分と言えます。水に溶けて水とゆるく結びつく性質があるため、水が蒸発しにくくなる、つまり保湿・保水効果が高くなります。


保湿・保水剤としては、BGのほかにグリセリンが有名です。BGはグリセリンに比べて保湿・保水力が多少劣るのですが、その代わりに抗菌効果が高いという特徴があります。グリセリンはしっとりとした使用感なのに対し、BGはさっぱりとした使用感です。


ペンチレングリコール
BGと同じく、保湿・抗菌効果があります。刺激は少なく、安全性が高い成分です。BGに比べて高い抗菌性を持つため、防腐剤のパラベンを使いたくない化粧品によく配合されます。


ソメイヨシノ葉エキス
桜(ソメイヨシノ)の葉から抽出されたエキスで、さまざまな化粧品やシャンプーに配合されています。

かゆみの元となるヒスタミンを抑える抗炎症作用、肌荒れ改善作用が確認されています。肌にかゆみのあるモニター5人での実験で、肌にソメイヨシノ葉エキスを塗布し2週間後にかゆみが減り肌状態も改善したというデータが得られています。


加水分解ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を分解して小さくし、角質層への浸透をよくしたものです。ヒアルロン酸は1グラムで2~6リットルの水分保持力があるといわれるほど、優れた保湿剤です。


加水分解コラーゲン
コラーゲンは、動物性のタンパク質から得られる保湿力の高い成分です。コラーゲンを分解して酵素処理をしたものが加水分解コラーゲンです。コラーゲンに比べて分子量が小さいため、一般的なコラーゲンのようなとろみはありません。


アルゲエキス
「アルゲ」と呼ばれる海や川に生息する藻類から抽出したエキスです。実際には数万種類ものアルゲが海や川に存在します。ビタミンミネラルを多く含み、保湿や収れん作用があり、多くの化粧品やシャンプーに配合されています。


アロエベラ葉エキス
アロエベラの葉から抽出したエキスです。アロエベラは、昔から日本でもヤケドの傷に良いなどとされ、よく使われてきた植物です。実際にアロエベラは肌の痛みや火傷の回復に効果があるというデータがあります。保湿力や肌を引き締める効果もすぐれ、よく化粧品に配合されています。


オクラ果実エキス
野菜としてよく知られるオクラですが、保湿力にすぐれ、角質の水分量を増加させたり、ヒアルロン酸の産出を促進する効果が期待できます。


アルガニアスピノサ核油
アルガンオイルのことです。モロッコに生育するアルガンの樹の種から抽出されるオイルで、ビタミンEやカロテンが豊富で抗酸化力・保湿力に優れたオイルとして有名です。髪質を柔軟にする働きがあります。


ユチャ油
ツバキ科の植物から抽出されるオイルです。「椿油」と言った方がなじみが深いかもしれませんね。オレイン酸を多く含み、酸化しづらく保湿力にすぐれたオイルです。


加水分解シルク
シルクは日本語では絹(きぬ)と呼ばれ、蚕の繭(まゆ)からとった繊維のことです。加水分解シルクは、シルクを分解して分子量を小さくすることで、肌や毛髪への浸透力を高めています。肌への保湿効果や毛髪への補修効果があります。


ハチミツ
食用としても有名なハチミツは、ミツバチが集めた蜜から作られています。肌荒れ防止効果、保湿効果があります。化粧品用のハチミツは、食用のハチミツとは違って、アレルギーの原因となる不純物が取り除かれ、脱臭・脱色・脱タンパクされたものがほとんどです。


乳酸桿菌
にゅうさんかんきん、と呼びます。乳酸菌の一種で、英語ではラクチバチルスと呼びます。腸内環境を整えることで知られている乳酸菌ですが、肌に対しては保湿効果が期待できます。


ワサビ根発酵エキス
ワサビの根を乳酸菌発酵して抽出されたエキスで、強い抗菌効果があります。天然の防腐剤としても使用されます。発酵させてあるものなので、ワサビの臭いや刺激はありません。


グリチルリチン酸2K
グリチルリチン酸ジカリウムのことです。漢方薬によく含まれ、抗アレルギー作用があることで有名な植物のカンゾウエキスの主成分がグリチルリチン酸です。グリチルリチン酸2Kはグリチルリチン酸を加工し水に溶けやすくしたものです。

医薬部外品の有効成分で、炎症を抑える作用があります。


ヒノキチオール
植物のヒノキから抽出される成分です。抗菌力・防腐力が強く、フケ・かゆみ防止の目的でシャンプーや育毛剤などに使われます。


乳酸桿菌発酵液
乳酸桿菌(ラクトバチルス)を発酵させて培養液をろ過したもので、保湿・抗酸化作用があります。


カルボマー
水にとろみを与える増粘剤として使われる成分です。低刺激で微生物汚染にも強いとされています。


水酸化K
水酸化カリウムのことです。水酸化カリウムというと強アルカリ性で劇物、危険というイメージがありますが、化粧品にはよく配合されています。化粧品の中の水酸化Kは、ほかの成分と反応させて別の成分を作り出すためのpH調整剤として使われています。化粧品の中ではほかの物質に変化してしまっているため、全く危険ではありません。

すこやか地肌では、水酸化Kをカルボマーと反応させてとろみのある状態にしていると考えられます。


PEG-40水添ヒマシ油
非イオン系の乳化剤。トウゴマの種子(ヒマシ)から抽出されるヒマシ油に水素添加して酸化しにくくしたものと、石油由来の酸化エチレンを原料としてつくられます。界面活性剤の一種ではありますが、皮膚へ刺激は弱く配合量もごくわずかのため、安全性が高いものです。


カプリリルグリコール
抗菌作用が強く、肌刺激の少ない防腐剤として使用されています。


フェノキシエタノール
成分名にエタノールとつきますが、エタノールとは構造・性質が全く異なる成分です(そのため、すこやか地肌は「エタノール不使用」とうたっています)。抗菌作用にすぐれ、パラベンに代わる防腐剤として使用されています。

すこやか地肌の成分まとめ

すこやか地肌の成分を総合して考察してみます。

すこやか地肌には、エタノール、PG、DPGなどの皮膚刺激が強い成分が入っていません。乳化剤や防腐剤、pH調整剤などは入っていますが、できる限り肌刺激がないものを選んで配合しているようです。

さらに、保湿成分や美容成分がとてもたくさん入っています。いずれも肌刺激の少ない成分です。

これらの配合成分を見ると、肌が弱い人や頭皮トラブルがある人向けの美容液と言えるでしょう。

ただ、アロエベラやヒノキチオールのような植物エキスは、人によっては刺激を感じてしまったりアレルギー反応を起こす可能性もないとは言えません。

すこやか地肌は、使ってみて合わなかったら全額返金してもらえる制度があるので、まずは使い心地をお試ししてみるとよいでしょう。

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【参考記事】すこやか地肌を使ってみて感じたメリット、デメリット